最近の投稿

現在、福光美術館では、企画展「生きることのコンポスト」が開催中です。気鋭の現代アート作家たちが集まり、ここ南砺の地で、とても刺激的な、注目すべき展示を行っています。今回はその中から、周活/shukatsuの作品をご紹介します。
周活/shukatsuは、札幌市近郊で文化活動をする個人・団体・施設のための資材循環プロジェクト。イベントが終わると廃棄されてしまう資材を、必要な人に再利用してもらい、資材の循環を作り出しています。今回の展示は、当館1階のホールの空間を使っています。整然と配置された展示台の上に、うやうやしく並べられた小さな物たち。工芸品でしょうか、それとも勾玉か何かでしょうか?実は、これらのものは、すべて福光美術館の備品で、展示のためのフックやワイヤーなどの小道具です。展示台の上に並べられると、何でも価値あるもののように見えてしまうから不思議です。今回の展示は、すべて、福光美術館の倉庫に収納されている展示台・展示用具によって構成されています。美術館で作品を鑑賞するとはどういうことか、何かを美しいと感じるのはどういうことか、そうした問いに向き合い、「美」をめぐるシステムを可視化する試みです。
最終日の8月23日(日)には、美術館前の広場に、飲食マルシェも出店します。多数のご来場をお待ちしております。
企画展「生きることのコンポスト」は8月23日(日)まで。


