南砺市立福光美術館

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2025.10.14
分館 愛染苑「文学頌展」スタート

分館 棟方志功記念館 愛染苑において、展示替えを行いました。文学に関わりの深い作品を中心に紹介しております。棟方にとって「言葉」は常に重要な位置を占めており、福光に疎開してからも、多くの文学作品を題材とした作品が生まれています。

右は吉井勇の詩を板画化した《流離抄板画巻》のうちの「深々の柵」、左は疎開後初めて手掛けた連作《鐘渓頌》のうちの《落葉の柵》
右側 6曲1隻屏風《女人観世音》は岡本かのこの詩をもとにした作品です。また、左側壁面には、谷崎潤一郎の小説の挿絵となった板画作品を展示しています。

また、当時の文学者たちとの繋がりを感じさせる資料や、直筆の原稿などを展示しております。

初公開となる資料3点。棟方が使用していたバレンも。
棟方直筆の原稿《板経》
書《花深処》と、福光時代に制作した小品板画の交貼屏風
河井寬次郎のことばを板画本にした《火の願ひ》より4点
文学作品や直筆の手紙など資料多数

写真外にもいくつか作品を展示しています。
愛染苑では棟方志功の旧居もご覧いただけます。
皆様のご来館、お待ちしております。

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