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現在、福光美術館では、企画展「生きることのコンポスト」が開催中です。気鋭の現代アート作家たちが集まり、ここ南砺の地で、とても刺激的な、注目すべき展示を行っています。今回はその中から、村上慧の作品「イメージ改造計画」「チラシから言葉を剥がすワーク(仮)」をご紹介します。
企画展示室へ続く通路に並ぶのは、表面が塗りつぶされていても、形や大きさですぐにわかる、お菓子などのおなじみの商品のパッケージ。そのパッケージの文字やデザインの一部を残して塗りつぶし、描き替えることで、もともとの商品とはまったく別のイメージを立ち上げます(「イメージ改造計画」)。その向かい側の壁には、本展初日のワークショップ参加者の書道作品が並びます。スーパーなどのチラシ広告から思い思いに選んで拾った言葉を、筆と墨で半紙にしたため、署名したものです。日々消費される広告言語を、あえて書作品としてうやうやしくしたためることで、意識がずらされてゆく面白さ(「チラシから言葉を剥がすワーク(仮)」)。2作品いずれも、商品として使い捨てられる言葉やイメージを、別のものに変えてしまう楽しさが、同時に、わたしたちが生きる社会への問いかけとなっています。
最終日の8月23日(日)には、美術館前の広場に、飲食マルシェも出店します。多数のご来場をお待ちしております。
企画展「生きることのコンポスト」は8月23日(日)まで。

