南砺市立福光美術館

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現在の常設展

常設 冬季展示

期 間 2025年01月04日(土) 〜 2025年05月06日(火)

観覧料一般310円 高大生250円 中学生以下無料

冬季展示が始まりました。

左から《四季花鳥図》、明治37年頃作《鶴図》、大正元年頃作《鶴図》

石崎光瑤展示室では、明治期に描かれた「鶴図」と、大正期に描かれた「鶴図」を展示しております。新年にふさわしいおめでたい画題の作品を中心に、大作の写生画を展示中です。

左壁面より 写生画《ケシ》、ケース内 写生画《キク》3点
軸装 左から《雪裡山茶花》《海老》《旭日霊鷹》 手前は光瑤の手描き掛袱紗2点

棟方志功展示室では、1月18日から開幕する「なんと版画年賀状公募展」に合わせ、《星座の花嫁》、《流離抄板画柵》を展示いたしました。

左ケース内《二菩薩釈迦十大弟子》、壁面左から4点《流離抄板画柵》、3点油画、10点《星座の花嫁》
《星座の花嫁》全10柵 昭和3~5年に制作され、昭和6年に版画集「星座の花嫁」として刊行されました。多色刷りの技法で、異国情緒あふれる世界を描いています。
《流離抄板画柵》31点のうちから4点 耽美派の歌人 吉井勇の歌を彫りこんだ、装飾豊かな作品。詩歌と絵が一体となったスタイルを代表する作品です。

また、黒地に白い線で人体を描き出し、文様で埋め尽くす独特の作風をもつ昭和24年~28年の作品3柵を展示いたしました。

左よりケース内《美魅寿玖の図》右隻、壁面左より 《四神板経天井画柵 天妃鼓笛す》(昭和24年/2点)、《歓喜頌》(昭和28年/1点)、《運命頌板画柵》(昭和26年/4点)

この時期ならではの展示を、どうぞご覧ください。