南砺市立福光美術館

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2026.08.06
「生きることのコンポスト」作品紹介③

福光美術館では、企画展「生きることのコンポスト」が開催中です。気鋭の現代アート作家たちが集まり、ここ南砺の地で、とても刺激的な、注目すべき展示を行っています。今回はその中から、西村清美の作品をご紹介します。

企画展示室の一画に、大小さまざまな木彫作品が、50~60点、所狭しと並んでいます。愛くるしい猫や存在感に満ちたハシビロコウなど、生き物を彫った作品もあれば、日々の暮らしの風景に触発された抽象作品もあります。これらは、南砺市在住の木彫作家・西村清美さんが、何十年にもわたって作り続けた作品たちです。日展や県展などに出品された作品もあれば、外に出すことの無かった作品もあります。木彫の町・井波(現南砺市)で修練を積み、作家として制作を続けてきた結果が、ここにあります。優れた、魅力ある作品を多数生み出しながら、その作品たちが長く日の目を見ないまま、作家宅に埋もれているケースが、現在、多々あると想像されます。本展のテーマである「循環」とも響き合いつつ、西村作品が一挙に展観されている光景は、壮観です。他に、端切れの布を柿渋で染めた衣類が壁に展示してあるのも、西村さんの最近の作品です。また、ロビーには、座ることのできる、大きな椅子の作品もあります。自由にお楽しみいただければと思います。

8月8日(土)・9日(日)には、美術館前の広場に、飲食マルシェも出店します。多数のご来場をお待ちしております。

企画展「生きることのコンポスト」は8月23日(日)まで。

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