開催中の「Art Quilt 2025台湾ファイバーアートの巨匠ダニー・アマゾナス＆北陸のキルトリーダーたち」では、ダニー・アマゾナス氏の作品に皆さん感嘆・驚きの声があがっています。今回は、作品について一部紹介いたします。

まずは、ポスターに使った「Ready」は様々な質感と万華鏡のような色彩が重なり合い、猫の躍動感と幻想的な雰囲気があります。

これを下の写真のように拡大してみてみると、様々な鮮やかな布地で仕上げられていることが分かります。布なのに正に絵画です。

次に「Traffic Lights」ですが、これは台湾の高雄市の夜の都市風景です。 この作品が当館に届き、開封した時には間近でみると一体何の作品なのかよくわかりませんでした。

しかし離れて見るとまさに夜の都市風景、絵画！です。「一体どうやってこの作品を完成させているんだろ？」「綿密な計算？」と驚きました。

３つ目は、「Blue Head Scarf」でこれはオランダのヨハネス・フェルメールが描いた「真珠の耳飾りの少女」に着想を得た作品です。

まるで写真や絵画のような作品ですが、近くで見るとやはり様々な柄と色の布地です。少女の存在感と美しさが際立つ作品です。

最後に、「La Giaconda」です。普通に見ると無数のテキスタイル片がモザイクのように組み合わさっており、近くで見るとモナ・リザには見えません。

しかし離れて見たり、お薦めは「カメラ越し」にご覧いただくと、まさしく「モナ・リザ」が鮮明に映ってきます。綿密に計算された構成がつくりあげるものなのでしょうか？　観覧者は、近くで見て、遠くで見て、スマホ越しに見て驚きの声をあげています。

↑　↑　↑　実際に会場で見ると、そしてスマホ越しに見ると完全にモナ・リザです。ホームページでは伝わりにくいのが残念です・・・

このように、会場で一目見て美しさに惹かれ、間近で見てキルトであることを確認し、再び離れて見ると感嘆の声が上がる。といった具合です。皆さんにも是非会場で見ていただきたいです。

スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。