館長の部屋

ゴールデンウイークももう後半。

 

美術館の周りの山々には藤の花が咲き、新緑に彩りを添えています。

さて、4月28日から「安野光雅 花の世界」の企画展が始まりました。

2回目の今回は、1926年生まれの安野光雅氏が50代、60代そして近年に描かれた「花」をモチーフとした作品を展示しています。

①    「野の花と小人たち」(50代の作品)

優しい色使いの花々の中に描かれた小人たち。思わず笑みがこぼれます。小人たちと一緒に、花の世界を冒険してみましょう。

②    「みちの辺の花」(60代の作品)

写実的に描かれた道端に咲く花々は、皆さんご存じのものも多くあるのではないでしょうか。図鑑を見るようにご覧になるのも良いのではないでしょうか。

③    「皇后美智子さまのうた」(近年の作品)

安野氏は天皇、皇両陛下が詠まれたお歌を元に随筆を書かれています。その随筆の装画として描かれたものを今回展示しております。1回目安野光雅展では画集「御所の花」の原画を展示しました。装画として描かれた皇居の中の花をお楽しみください。

 

また、6月2日(土)14時からは当美術館において富山古楽アンサンブルの皆さんの緑の森コンサートもあります。

 

新緑の中の福光美術館に是非おいでください。お待ちしております。

新任副館長より

福光から金沢市へ向かう国道304号線を立派な桜と福光美術館の看板を目印に左に折れ、道なりに走る。
町中を離れて山間にあるこの美術館へは、恥ずかしながら今まで年に数回しか訪れたことがないが、これからは毎日通うことになる。
異動したての頃はちょうど山下郁子展が開かれており、多くの方が来館されていた。

部屋には糸を染め織られた1枚1枚違った表情の着物が数多く展示され、ほーっと溜め息が出る。このような展示を見たのは初めてだ。美術と言えば、絵画、版画、彫刻とばかり思っていた。しっかり勉強しないと。
山下郁子展は4月8日まで開催されていたが、常設展のみとなり、画家石崎光瑤、板画家棟方志功の作品が常設展示室で、コレクション室では南砺市内外の作家の方の作品を鑑賞することが出来る。今月28日からは絵本絵画で知られる安野光雅展を開催する。一昨年に続いての開催である。前回以上に大勢の方が来館され、情感溢れる優しい作品を楽しんでいただきたいと思う。

愛染苑だより

雪をめいっぱい感じられるこんな年はなかなかありません。
棟方志功さんアトリエ鯉雨画斎の屋根雪を下ろしました。
「眺めが良くって、とても気持ちが良いですよー」
との声に、羨ましくなり、私もおそるおそる雪屋根に上ってみました。
屋根雪下ろしは小学生の時以来。足が滑りそうで、なかなか恐ろしいものです。
が、雪屋根の上で体をホカホカさせるこの作業には、えも言われぬ爽快感があります。

 
いたるところ、アルペンルート。

ぜひ、おいでください。

巨大つらら現る!

美術館のホールから見える屋根から、大きなつららが…その大きさたるや、2メートルぐらいはあるんじゃないでしょうか!

これは美術館新記録?かもしれません。

ちなみに道路や美術館への道は除雪をしっかり行っておりますので、ご安心ください♪

 

現在企画展示室では、第16回版画年賀状公募展を開催しております。招待を含めて434点の版画でつくられた年賀状を一堂にご覧いただけます。犬や新年らしいお鏡餅や縁起物をモチーフとした作品など、どれも個性的な作品ばかりです。今年も道の駅福光さんのご協力のもと、2月10日・11日の雪あかり祭りで空に飛ばされる巨大紙風船の手描き複製を展示させていただきました。

 

じつは企画展示室の床が張り替えられてからはじめての企画展。以前よりカーペットが深みのある色に変わりました。今年の版画年賀状展は一味違って感じますね~!

第16回版画年賀状公募展は2月12日(月)まで。寒い季節は、あたたかい美術館で芸術的な時間を過ごしませんか?お待ちしております。

愛染苑だより

ひとしきり降った雪の後の青空。
雪に散々泣かされたここ数日ですが、雪雲の吹き飛んだ晴天、
そして美しい雪景色に包まれると、一瞬にして雪がご褒美に変わります。
降りました。雪。
除雪の毎日も、今日がちょっと一区切りです。
 
当時、すぐ隣の小学校の校舎からよく見えた鯉雨画斎。
雪の中の絵小屋を眺めていた生徒が、呟きのようなこんな俳句を残しています。

「棟方志功  雪に埋もれて  寒かろう」
 
今、小学校はなくなり、跡地は福光公園となり 子供達がソリで遊びます。
 
 
ヒヨドリが楝(あうち)の実の熟し具合を確かめに訪れます。
まだ、もう少し。
2 / 1212345...10...最後 »