美術館の周りの山々には藤の花が咲き、新緑に彩りを添えています。
さて、4月28日から「安野光雅 花の世界」の企画展が始まりました。
2回目の今回は、1926年生まれの安野光雅氏が50代、60代そして近年に描かれた「花」をモチーフとした作品を展示しています。
① 「野の花と小人たち」(50代の作品)
優しい色使いの花々の中に描かれた小人たち。思わず笑みがこぼれます。小人たちと一緒に、花の世界を冒険してみましょう。
② 「みちの辺の花」(60代の作品)
写実的に描かれた道端に咲く花々は、皆さんご存じのものも多くあるのではないでしょうか。図鑑を見るようにご覧になるのも良いのではないでしょうか。
③ 「皇后美智子さまのうた」(近年の作品)
安野氏は天皇、皇両陛下が詠まれたお歌を元に随筆を書かれています。その随筆の装画として描かれたものを今回展示しております。1回目安野光雅展では画集「御所の花」の原画を展示しました。装画として描かれた皇居の中の花をお楽しみください。
また、6月2日(土)14時からは当美術館において富山古楽アンサンブルの皆さんの緑の森コンサートもあります。
新緑の中の福光美術館に是非おいでください。お待ちしております。