5月23日に愛染苑友の会で旅行へ行ってきました!友の会では毎年2度、旅行をしています。今回で記念すべき20回目。「能登の歴史と美術を訪ねる」ということで、まずは石川県七尾美術館の企画展「長谷川等伯展~天才絵仏師、みやこを目指す!~」を見学しました。展覧会では、長谷川等伯の作品が青年期から晩年にいたるまでを3期に分けられており、初公開の作品を含めた32点を見ることができました。学芸員さんから説明もしていただき、より作品の理解を深めることができました。
七尾美術館を出て次は、山の寺寺院群へ向かいました。山の寺寺院群にはそれぞれ趣深い伝承や貴重な寺宝が残っていて、今に残る能登文化を満喫することができました。それから、七尾の一本杉通りを散策しました。商店街のいたるところに語り部さんが居て、地元の人たちと触れ合いながら観光ができるすてきな街でした。登録有形文化財に指定されている町屋や商家をながめながら、ゆっくりとした時間を過ごしましたあとは、料亭「番伊」で昼食を取りました。能登懐石、とってもおいしかったです♪
午後からは妙成寺へ。妙成寺は、日蓮の孫弟子にあたる日像によって開かれた日蓮宗の北陸本山で、700年以上の歴史をもち、10の建物が国の重要文化財に指定されています。なんといっても能登随一と言われる大伽藍は迫力がありました。集合写真もそびえたつ大伽藍の前で…思い出の1枚です。天候にも恵まれ(むしろ暑いくらい!)、たのしい旅行でした。以上、友の会旅行記でした。