なんと版画年賀状公募展の受賞者、棟方志功年賀状の展示について

開催中の第21回なんと版画年賀状公募展について紹介します。
今年は全国から451点の応募があり、招待作品を含めると、480点の展示になります。
今回受賞されました皆さんを紹介いたします。
一般の部大賞は、岐阜県の宮島信義さんです。宮島さんは「私の作品は黒白木版画です。例年、干支をテーマに彫っています。今年のテーマは「月兎」です。左側の兎は<月神>で、右側の兎は神の視線をあえて逸らしています。その事情は鑑賞者それぞれの中にあると思います。」とコメントを寄せられました。
中学生の部大賞は氷見市の梨木芭月さんです。
小学生以下の部大賞は氷見市の宮下愛理さんです。
受賞された皆さん、おめでとうございます!
なお今年は、南砺市ゆかりの版画家、棟方志功の生誕120年の年ということで、棟方志功の年賀状を21点特別展示しています。是非ごらんください。
第21回なんと版画年賀状公募展は2月19日の日曜日まで開催しています(火曜日休館)。観覧無料です。
棟方志功が本格的に版画制作に没頭し始めたのは、川上澄夫の版画作品に出会ってからでした。このご縁で、栃木県鹿沼市立川上澄夫美術館と共同で作品募集を呼びかけました。川上澄夫美術館の版画の年賀状展はこちらからご覧ください。