こころを織る KIMONO 山下郁子展 3月3日開催

日本工芸会正会員 山下郁子さんは南砺市城端在住の染色家です。平成16年の「第51回日本伝統工芸展」で最高賞とされる日本伝統工芸会総裁賞、昨年の第64回展では高松宮記念賞を受賞しNHKの「日曜美術館」でも紹介されるなど、現代を代表する染色家として活躍中です。本展では、山下さんの初期の作品から近作まで着物と帯45点を展示し、彼女の清廉な制作姿勢とたゆまぬ精進の足跡、そしてその「こころ」を十分に鑑賞していただけるものとなっています。

 

「第16回なんと版画年賀状公募展」※終了しました

福光美術館では、20世紀を代表する版画家 棟方志功ゆかりの美術館として、毎年版画による年賀状の公募展を開催しています。第16回となる今展では、北海道から福岡県まで全国18都道府県から届いた450点(招待作品を含む)を展示しています。大賞受賞者は一般の部 今枝隆子さん(富山市)、中学生の部 吉藤宙音さん(南砺市)、小学生以下の部辰尾果蓮さん(富山市)。なお、入賞作品は2月10・11に道の駅福光で開催される「南砺ふくみつ雪あかり祭り」で上がる50基の巨大紙風船(高さ6m)に描かれる原画として採用されます。大賞の3点は実物大の巨大画も展示しています。

愛染苑「雪嶺頌展」

福光美術館分館 愛染苑の冬季展示がはじまりました。

「雪嶺頌展」は2017年12月27日(水)~2018年3月26日(月)まで。

一階には「挿頭花板画集」(二曲一隻屏風)、「御三尊会座の柵」(軸装)、「天妃乾坤韻 工楽頌両妃散華」(額装)などの版画作品を展示いたしました。

二階には「ヒヤシンスの詩図」、「飛天妃図」など、筆と墨・絵具で描いた倭画作品を中心に展示しています。

また、棟方の支援者である石崎俊彦へ宛てた版画の年賀状も展示中です。新年を祝い、親しい人へ贈られた気持ちの伝わる素敵な年賀状です。

 

皆様のご来館お待ちしております!

 

年末年始休館のおしらせ

福光美術館 年末年始の休館のお知らせをいたします。

 

休館日 12月29日(金)~1月3日(水)

 

年始は1月4日(木)から開館いたします。

ただいま常設展では、棟方志功の肉筆画の大作「美魅寿玖(ミミズク)の図」 や、新収蔵初公開の石崎光瑤の官展出品作「隆冬」を展示しております。2階コレクション室で展示中の福光美術館収蔵作品とあわせてご覧ください。

また、1月13日からは「第16回 なんと版画年賀状公募展」がはじまります。

❄来年のスケジュールはこちら!❄

 

今年もたくさんの方々にご来館頂き、誠にありがとうございました。

来年も何卒よろしくお願いいたします。

常設展示室 冬季展示

12月19日、2017年最後となる常設展示室の展示替えを行いました。

 

棟方志功の展示室には新しく、「星座の花嫁」3点、「女人鷹の柵」、「流離抄板画柵」3点、「無」、「柳緑花紅頌」4点などを展示いたしました。寒い冬に心温まるようなカラフルな展示となりました。

正面には八曲一双屏風の「美魅寿玖の図」。常設が増築されて2年経ちましたが、初の展示です。墨の飛沫、滲みを生かして大胆に描かれた朴の木に、たくさんのミミズクが留まっている作品です。ひょうきんにも見えるミミズクは、緑青の岩絵の具を使って描かれています。

 

石崎光瑤の展示室では、「藤花孔雀之図」、「春暁」、「春光」、「朝陽双鶴」、初公開「寒梅」の軸作品に加え、若書きの作品「富山湾真景図」、代表作「燦雨」、初公開「隆冬」などの屏風作品を新しく展示いたしました。

 

左から富山湾真景図、雪、隆冬

左から寒梅、朝陽双鶴、春光、春暁

 

 

左:隆冬 右:燦雨

新収蔵「隆冬」は長年行方知れずとなっていた作品です。昭和15年開催の紀元二千六百年奉祝展に出品され、曇天を背景にはばたく野生の水鳥たちの群れが描かれています。迫力に満ちた画面からは、冬を乗り越えようとする力強い羽音が聞こえてくるかのようです。厳しさの中に自然の美しさが垣間見える作品です。

 

展示期間は2018年4月9日(月)まで。皆様のご来館お待ちしております。

IOX-AROSA 雪の妖精作品展示中

フリースペースにて、イオックス・アローザで開催された「第9回 雪の妖精作品コンテスト」の入賞作品と幼稚園・保育園の作品を展示しています。

こどもたちが思い思いに作ったリースやオブジェはどれも個性的。雪を呼ぶ妖精たちは、紙コップや綿、どんぐりなどで表現されています。

クリスマスに向けて、とても華やかな装いとなりました!

妖精たちのおかげで今週から雪模様になるようです。寒い冬は、あたたかい美術館で作品鑑賞をしてのんびりしてはいかがでしょうか…

雪の妖精たちの展示は12月24日(日)まで。皆様のご来館、お待ちしております。

コレクション室展示替え

2階コレクション室の展示替えを行いました。

日本画、工芸(染色)、木彫刻、ブロンズ、水彩画、洋画、など34点の作品をご覧いただけます。

 

エレベーターホールの廊下展示ケースには松村秀太郎のブロンズを展示中。

 

 

 

 

 

また、入口展示ケースには芹沢啓介の工芸作品が並んでいます。

屏風作品は「1946年のカレンダー」。昭和21年、72年前の戌年のカレンダーです。来年の戌年に向け、展示いたしました。

 

 

 

 

 

また、展示室手前には得地秀夫の日展特選作「岩礁の幻想」(工芸)、大島秀信の日本画3点ほか、十二町仁三(日本画)、仁志出龍司(日本画)の作品をご鑑賞いただけます。

 

 

 

 

 

展示室奥には、新収蔵の林清納の水彩画12点を初公開。また、大作4点を展示しております。力強く、色鮮やかに描かれた林清納の人物画の世界をご鑑賞ください。

第16回 なんと版画年賀状公募展 作品募集!

ハガキサイズに刷った版画作品であればどなたでも、全国どこからでもご応募できます。大賞賞金30000円、ほか副賞多数。入賞作品は「南砺ふくみつ雪あかり祭り」の巨大紙風船(熱気球)の原画に採用されることもあります。皆様の心のこもった作品をお待ちしております。詳しくチラシをご覧ください。

作品募集期間 平成29年12月1日(金)~12月21日(木)必着

展覧会期 平成30年1月13日(土)~2月12日(月)

版画年賀状公募展ちらし

 

◆年賀状作品募集に先立って版画講座を開催します。講座を受けて年賀状作品を作りましょう。

日 時  平成29年12月2日(土)・3日(日) 両日とも14時~16時

講 師  尾山 章 氏(木版画家、日本版画会副会長)

対 象  小学生以上、定員15名(先着順)

受講料  500円(材料費込)

持ち物  筆記用具、年賀状、彫刻刀、バレン、水彩絵具、筆、水入れ、パレット、ぞうきん

※版画にしたい絵(モチーフ)をあらかじめご用意ください。

申込み・お問い合わせは 福光美術館 電話:0763-52-7576  まで

第13回南砺市美術展開催(~11/26)

11月18日、第13回南砺市美術展の開会式が行われました。受賞者表彰式ののちテープカットで9日間の展覧会が始まりました。今年は日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の6部門で、一般応募の力作に、招待・委嘱作家の作品を合わせ総数300点の作品が展示されています。なかでも高校生の活躍が目覚ましく、市展大賞(彫刻)、市展賞(洋画1人・彫刻1人)、奨励賞(洋画3人)の入賞者がありました。市展は11月26日(日)まで、会期中休館日無休です。南砺市民の手による各部門の多様な芸術作品をご鑑賞ください。

なお、19日(日)にも審査員による作品講評が行われます。各部門の時間は、日本画15:00~15:30、洋画14:30~15:30、彫刻13:30~13:45、工芸14:40~15:00、書13:30~14:30、写真13:50~14:40となっています。

表彰式

テープカット

審査員による講評

日本画市展大賞「田圃」廣川清美さん

洋画市展大賞「ノスタルジックな刻」山田由美子さん

彫刻市展大賞「真鯉緋鯉」大塚雄士さん

工芸市展大賞「冬の日本海」砂土居武範さん

 

 

写真市展大賞「灯想」髙橋孝行さん

書市展大賞「伊勢物語より(唐衣・・・)」中屋美惠子さん

 

 

10月15日、ミュージアムセミナーが開催されました。

10月15日、開催中の企画展「不二の美を観た人 美の法門 柳 宗悦展」のミュージアムセミナーが行われました。講師は棟方志功のお孫さんで学芸員の石井頼子さん。「柳 宗悦と棟方志功」~往復書簡に見る師弟愛~ のテーマで、若き棟方の才能を見出し世界的な版画家へと導いた柳と、柳を絶対的な師と仰いだ棟方の25年間にわたる師弟関係を 2人の間に交わされた数多くの手紙のやり取りから生き生きと浮かび上がらせてくださいました。ところどころ棟方のご家族ならではのエピソードも織り込んだお話は予定時間を30分もオーバーしましたが、聴講生は最後まで熱心に聞き入っていました。

「不二の美を観た人 美の法門 柳 宗悦展」は11月5日(日)まで、お見逃しなく。